不育症・着床不全

INFERTILITY TREATMENT

不育症のリスク因子と対応検査について

不育症は単一の診断ではなく、様々な病態を含んでおり、これらのリスク因子以外にまだ判明していないリスクの存在は否定できません。 しかし現状わかっているリスク因子の検索を十分に行い、次回の妊娠に備えることが不育症治療にはとても大切です。

検査には保険が適応される項⽬もありますが、⾃費診療となる項⽬もあります。 健康診断や他院で行なった1年以内の検査結果をお持ちの場合はご持参ください。検査項⽬を検討いたします。

リスク因⼦とそれに対応する検査をご紹介します。

子宮形態異常

不育症のリスク因子となる子宮形態異常には⽣まれつきの形態異常や、⼦宮粘膜下筋腫などの病気があります。
厚生労働省不育研究班の調査によると、特に中 隔⼦宮と双角子宮は初期流産との関連が深いということがわかりました。
当院では子宮卵管造影検査や超⾳波検査、MRI検査で⼦宮形態異常の検査を⾏っております。
⼦宮形態異常や⼦宮粘膜下筋腫が見つかった場合は、⼿術を検討をいたします。
中隔⼦宮や⼦宮粘膜下筋腫はより低侵襲な⼦宮鏡下⼿術で⾏われることが一般的です。

内分泌異常

甲状腺機能亢進症や低下症、糖尿病は流産リスクが高いことがわかっています。
⾎液検査でTSH・fT4・血糖検査などを行います。異常が見つかれば糖尿病や内分泌科の専門医と連携しながら、 内服治療や食事療法を行い、妊娠前に⼗分にコントロールをすることで流産を防ぐことができます。

夫婦染色体構造異常

ヒトの体はたくさんの細胞からできています。染色体は細胞の核の中にあり、遺伝子からできています。 夫婦のどちらかに転座という染色体異常があれば流産しやすくなると言われています。

転座とは染色体の一部が入れ替わるというものです。遺伝情報は場所こそ変わっていますが、トータルの染⾊体に過不⾜がないので、 転座を持っていても⽣活や健康などに問題はありませんが、配偶子、つまり 精⼦や卵⼦を作る際、⼀部に染⾊体の異常が生じてしまいます。 このような精⼦や卵⼦は受精しても育たないことが多く、ほとんどが流産となります。

染色体の検査自体は⾎液検査です。ご夫婦で受けていただくことをお勧めします。検査結果が出るまでにおよそ3週間かかります。 染色体検査に保険は適応されず、お一人30,000円(税別)の費⽤がか か ります

抗リン脂質抗体・血液凝固異常

抗リン脂質抗体陽性、第Ⅻ因子欠乏、プロテインS欠乏、プロテインC欠乏などは血栓を形成することにより流産や死産のリスクとなることがあります。
抗リン脂質抗体には何種類もの抗体がありますが、抗カルジオリピン(CL)抗体、ループスアンチコアグラント、抗フォスファチジルエタノールアミン(PE)抗体です。

抗カルジオリピン(CL)抗体、ループスアンチコアグラントは妊娠初期だけではなく、妊娠中・後期の子宮内胎児死亡を起こすことが特徴です。 第Ⅻ因⼦⽋乏、プロテインS⽋乏、プロテインC⽋乏は血液凝固異常を引き起こし、血液が固まりやすくなり、胎盤に血栓(血のかたまり)ができると、 胎児への血流が滞り、不育症だけでなく早産、胎児発育遅延、妊娠高血圧症候群などにも関連すると考えられています。

抗リン脂質抗体、第Ⅻ因子、プロテインS、プロテインC は血液検査で調べることができます。 保険適応とならない項⽬が多く、⾃費項⽬の検査に25,500〜31,500円(税別)かかります。

西船橋こやまウィメンズクリニック

千葉県船橋市印内町638-1
Tel.047-495-2050
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